その
佐賀女の血?
 

   先日散歩をしていて、つくしが出ているのを発見。たんぽぽも咲いているし、桜も満開の木があり、春なんだなあ、という感じです。日本は寒暖の差が大きくて、身体がついていくのが大変だと聞いていますが、お元気ですか?

  3月13日のファッションショーは無事に終わりました。頭のメイクは面白くできて、出演者やカメラマンがかわるがわる見にきて、「クール」「ファンタスティック」「マーべラス」とか言ってくれましたよ。めったにない経験でした。転んでもただじゃ起きない佐賀女(父母の実家が佐賀)の気性を受け継いでいるのでしょうか。奇麗にそった髪の毛ですが、もう生えて来始めているのですよ。

  昨日「ザ スノー ウオーカー」というカナダの映画を見てきました。監督はバンクーバー在住のアメリカ生まれの人ですが、「僕は1981年からカナダに住んでいるからもう、カナダ人だ。」と言っているそうです。
  イエローナイフやノースウエストテリトリーのツンドラなんかで撮影していて、自然が一杯。主人公のパイロットの男性が、ひょんなことからイヌイエットの病気の20歳の女性を小さい飛行機に乗せて病院に連れて行くことになるのですが、遭難します。1950年代始めの話なので、連絡のつけようがなく、二人で広大な大地を歩き始めるのです。その過程で、イヌイエットの女性の、何もないところでも生きて行く知恵が二人助けるのです。でも、病気が悪くなって、ついには彼女は死んでしまいます。とにかく自然と、その女性の自然な演技と、彼女のイヌイエットの言葉と知恵が魅力で、久々に心がほっとする映画でした。
  このところ、「21グラム」とか、「エレファント」とか、後味の悪い映画が続いて、ちょっと辟易でしたから。

  この映画は、カナダのアカデミー賞のジェニー賞に9部門でノミネートされています。他には、先日オスカーの外国語映画賞を受賞した、「バーバリアン インベーションズ」がやはり9部門でノミネートされています。

  もし、日本に行ったら、見てみてくださいね
 


  今日は新しい抗がん剤治療の始まりでした。副作用を抑えるために、ステロイドを朝晩2錠ずつ飲むのですが、それでやたらに元気になっちゃって、朝から掃除機をかけました。しかも、ビルの中にある、共同の稽古場にまで行ってかけてきました。看護婦さんによると、そういう事がよくあるのだそうです。知らないでやりすぎるとあとでがっくり来るから気をつけて、と言われました。
  今回の抗がん剤は、吐き気などなく、だんだんに副作用が出てくるのだそうです。で、看護婦さんによると、今回の薬はかなり高いものらしく、一回分が1000ドル(日本円にすると8万3千円くらいかな)するのだそうです。それも患者は皆無料なのです。カナダ政府に感謝です。日本だったらどのくらいなのかしら、と思うと、カナダ人は恵まれているなあ、と思います。

 先週は2件、5月、6月号の雑誌のインタビューをしました、3月号は、大道芸人でパフォーマーのバーバラ チ ハナさん、4月号はセンターAのハンク ブルさん、5月号はチルドレンズ フェスティバルの芸術監督リンディ シッソンさん、6月号が写真家のフィル ハ−シーさんです。お楽しみに。4月号のハンクさんのお話は、なかなか感動ものでしたよ。

 エドモントンで僧侶の役をやる事になっているので、お経を読んだりしています。般若心経を読んで、なんだか、気持ちが楽になりました。ここ、2回くらい抗がん剤治療が嫌で、気持ちが受け身になってきていたのですが、だから余計副作用がつらく感じたのかもしれない、と思いました。
  気功では、自分の身体によくないものでも、良いものに変える力があると聞いた事があります。抗がん剤はある意味身体には毒ですが、ガンに効くものだけを残して、他を自分の気で流す事ができたらいいなあ、と思ったりします。お経を読んで、そんな事が出来るかもしれないと思ったら、ただ受け身でいてはいけないと思いました。がんばります。

 では、また!
                                                                                                        弥生

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