その47: 紫蘇
 

 紫蘇の苗が出回る時期になりました。5月の最後の土曜日に、土曜市で苗を買いました。日本人だけではなくて、日本食ブームのせいもあるのか、最近はあちこちで見かけるようになりました。どうやら2種類あるらしく、葉っぱがとても大きくなる紫蘇があります。どうやら韓国紫蘇らしいのですが、でも香りは同じ。少し硬いかな。冷奴やソウメンにはかかせませんね。冷麺が恋しい季節になりました。

  先週は、とてもいいお天気で、30度近くなる日もありましたが、今週はうって変わって雨。この暑さで山火事が始まっていましたから、恵みの雨です。ところがところが、これも温暖化のせいで、雪解けが早くなっていて、河が氾濫しそうです。そこにこの雨で。うまく行きませんね。そうなのです。以前より暑くなるのが早まって、河の水が一気に増えて、氾濫なのです。台風でもなんでもないのに、です。

  我が家のベランダの下に、アライグマらしき動物が巣を作ろうと穴を掘り始めました。塞いでは掘られ。ある晩、1時半まで見張っていましたが、結局現れず、結局はどの動物だったのかは分からずじまい。〔いつも、私が寝た後、夫が起きる(2時)
前に現れているらしいということが分かったのです。〕いろんな人に聞いて、ほとんどの人が「それは、アライグマよ。」ということで、どうやら、アライグマ。下は掘った穴の跡の写真。ただし、これであきらめたらしく、その後は現れていません。
  春ですね。子供を作る予定だったのでしょう。グランビルアイランドのカナダギースの夫婦にも、たくさん子供が生まれました。でも、最近見かけないのです。どうしたのかなあ。



 先週は、夫がお休みで、2,3日バンクーバー島へ。私達の好きな、タイナマラ[Tigh-Na-Mara]というリゾートに宿泊。タイナマラは、ナナイモから少し北に行った、パークスビルというところにあり、内海に面していて、遠浅。潮が引くと、かなり遠くまで歩けます。小さい蟹が水溜りを走り回り、貝が顔をのぞかせ、かもめが餌をついばみ。シーアスパラガスを収穫して、夕飯に。スパにも浸かってのんびり。
プールで泳いだ後はドライサウナ。写真は、遠浅の海岸です。

  9月にナナイモとクオリカンビーチで公演を予定しているので、劇場の下見も。そしてビクトリアへ。丁度「タイタニック」の展覧会を開催中でした。入場時に、乗船券をもらいます。男性は男性の、女性は女性の。その乗船券には、実際に乗った人の名前と何等に乗ったか、誰と一緒だったか、何故乗っていたのか、などが書いてあり、出口前の大きな掲示板に、助かった人と亡くなった人の名前が掲示されていました。
  私は男の子を二人連れたイギリス人で、夫の待つアメリカに行くところの31歳の女性で、ウイニーという名前でした。(ベケットの「幸せな日々」を演じたときの役名と同じでした。) で、子供と一緒に助かった7百数十人の内の一人でした。夫も助かった人でした。助かった人の名前しかないんじゃない?って思うでしょ。でもそうじゃないのです。私の前に立っていた女性は、亡くなった人の内の一人でした。彼女は一緒に乗っていた子供も5人も亡くなって、「一人で生き残ってもしょうがないわ。」と、さばさば。

  そんな、楽しい休日でした。これからお面を2面作る予定で、気合を入れてがんばらなくっちゃ。
  では!

弥生


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