その34:
の終わり
 

 カナダに帰ってきました。

 東京での日々は、家族と多くの時間をすごし、美味しい物を食べて、ぼろ市などで買い物をして、楽しい日々でした。

 カナダの公演ツアーで一夏に2、3ヶ月いた時には、日本料理や日本の食材を恋しく思った事はなかったのですが、住んでみると日本の食材の豊富さに改めて驚かされます。特に魚の種類。冷凍でないブリなんて、こちらでは考えられません。カナダに住んでいる日本人の友人達の間で日本に帰る人達への合い言葉は、「美味しいもの食べてきて。」ですから。

 ぼろ市も少し大きくなっているように感じました。踊り用のものは、普通の人が買わないせいか、結構安くて、面白いものがありました。また、友人に連れていってもらった目黒の古着屋さんでも、色々仕入れました。古着屋さんやぼろ市は、宝物捜しみたいで面白いですよね。これで当分いざ、という時には困らないはずですが。
 と、いうのは、「メモリー オブ ゲイシャ(サユリ)」の公開に合わせてのイベントの問い合わせなどがあり、私は日本でしたので、友人に二人の日本人モデルに芸者のヘヤー メイクと衣装の着付けを頼んでやってもらいました。好評だったようで、ほっとしました。その際、着物はなんとか間に合わせましたが、小物が足りなかったのです。かんざしとか、草履、着物の着付けのための小物など。また、お面の塗りの為の色も買い足したり。
 

 


 
帰ってきて、メラトニン2mgで13時間も爆睡をして、案外時差ぼけは軽くて済んだようです。それにしても、朝8時でもまだ暗いのですから、寝られるはずですね。帰ってきたら、雨続きで、案外日本より暖かいくらいのバンクーバーです。

 今年は1月のホワイトホースから旅に始まり、この度の東京と、旅に終わった感じの年でした。来年も1月早々、アルバータ洲のグランドプレーリーで「四季」の公演で呼ばれているので、旅ではじまりそうです。そのための稽古もぼちぼち始めました。のんびりお正月というわけには行かなそうです。

 また、今年は本当に多くの素敵な人達に出会えて幸せでした。この出会いを大切にして、来年の活動を展開していきたいと思います。

 どうぞ、楽しいクリスマスと良いお年を!

                                                                                                    弥生

バックナンバー