その24: 親知らず
 

 あっと言う間にもう2月。
 今年のバンクーバーは暖かくて、もう、春のような気分です。

 連日のように、スマトラ沖地震の津波のニュースが続いています。先日も、新聞でこんな記事を見つけました。人口100人程のピロパニャ島という島でたった一人生き残り、1月25日に島で発見され助けられた40歳の男性の話でした。その男性は2年前に妻を病気で亡くし、子供はいなかったそうです。
 「もう、自分も死んだと思ったんだ。でも、そうじゃなくて、もっと悪い事に自分だけ生き残ったんだ。」
 「水が自分をすくって海にひっぱって行った。でも、また波に乗って戻って来たんだ。」
 「島に戻って来た時、島には誰もいなかった。それどころか、一人の死体すらなかった。」100人の内、たった一人生き残る。運命としか言いようがないですよね。

 2月18日から、津波災害のユニセフの為のチャリティーの写真展「AIRを友人達が企画し、私も参加する事になりました。私は、水に縁のある写真3枚を参加作品として、オープニングに短い作品を演じる事になりました。オープニングは18日の夜8時からで、私の出番は8時半頃の予定です。場所は、ガスタウンのあるウオーター通りの21番の2階にあるB.U.D.カレッジです。参加者は、後藤エムさん、斉藤光一さん、ダグ ウイリアム(夫と同じ名前ですが、夫ではありません。念の為)さん、オスカル サンチェスさん他です。会期は、2月19日、20日、26日、27日の午前10時から午後6時まで。
 少しでも何かの役に立てば、と思います。


 
バンクーバーは、多民族多国籍の街で、いつも誰かがお祭りをしている、と言う感じです。もうすぐ中国のお正月。今、その準備が盛り上がってきているようです。ユダヤ人のコミュニティのフェスティバルは、2月26日から3月6日まであり、かなりしっかりしたフェスティバルで、音楽家やダンサーやコメディアンや、色々なプログラムがあるフェスティバルです。また、1月の中旬からやっているパフォーマンスのフェスティバルの「プッシュ」というフェスティバルは、インターナショナルなパフォーマンスアートのフェスティバルで、ロンドンから来ていた二組のパフォーマンスがとても面白かったです。また、ソロのパフォーマンスだけのフェスティバルもあり、毎週、週末は劇場通い。今年の10月には手術後1周年の記念公演を考えているので、それに向けても良い刺激になります。

 「親知らず」が今ごろ、この年になって生えてきて、歯医者でぬいたほうが良いと言われました。痛くもなんともないのですが、日本から帰ってきてから4月には手術です。英語では、ウイズダム ティース(知恵の歯)というのですが、ようやく知恵がついたのかな?

 日本へ行くのも、もう1ヶ月を切りました。3月2日にこちらを発ち、3日に大阪に着きます。母のところにしばらくいて、JRパスというのを使って九州まで行き、14日には大阪で夫が「見たい!」と言っていた大相撲を見て、14日の夜には東京に入ります。その後、夫は19日にカナダに帰国しますが、私は一人残って31日に戻る予定です。今は、毎日ヨガに通って体調作り。

  では、また!

                                                                                                    弥生

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