その23: マイナス47度
 

 しばらくでした。お正月はいかが過ごされましたか?
  暮れは、餅つきに行ったり、大晦日には友人達と紅白歌合戦を見て、年越しそばを食べて、除夜の鐘を打ちに行きました。
  
元日は、夫の家族、友人、私の友人など16人、私達夫婦あわせて18人でおせちランチパーティをしました。久しぶりにおせち料理を作りました。お煮しめ、黒豆、きんとん、おなますなどの定番と、エビや焼きブタ、牛肉の八幡巻きなど。ほとんど食べきって、良かった良かった。嬉しい新年を迎えました。
  今年も宜しくお願いします。

  暮れの津波は、大変な事でしたね。人の命の危うさや、運命を感じさせられました。亡くなられた外国人には、スエーデンやドイツの方が多く、寒くて暗くて長い冬を逃れてヨーロッパの人達は、アジアに行くのだなあ、と思いました。カナダ人は案外少なくて、6人が亡くなり、26人が行方不明です。カナダの人は同じように寒くてもメキシコやキューバなどに行く人が多いのです。
  復興支援金の一般からの寄付は、カナダはドイツ、オーストラリア、米国、日本の次に多く、(ドイツは、シューマッハーが10億近く寄付しているし、死亡者も60名、行方不明も639名と多いので、ダントツです。1338億)それにしても、世界で一番金持ちで、人口も多いアメリカ(カナダの7倍)が669億で、カナダの579億とそんなに変わらないのは、アメリカ人がしまり屋なのか、カナダ人が優しいのか。ある夫婦が5億寄付していました。ちなみに日本は、現在608億のようです。

  友人が仕事で2、3日アメリカに行っていて、帰ってきてからの話では、ブッシュ大統領の再選後、話がすごくし難くなったようで、必ず「私はアメリカを愛しているけれど、」と断らないと、ブッシュ批判はできないのだそうです。また、先日の津波に関して、キリストを信じないから、天罰が下ったなどと言っている聖職者がいるそうです。考えられませんねカナダに難民移民をしたい、と言っているアメリカ人も多いと聞きます。本当に、アメリカは何処に向かっているのでしょう。
 


 
1月13日から16日まで、ホワイトホースの子供フェスティバルに行ってきました。ホワイトホースは、行く直前から急に寒くなり、13日はマイナス47度。夜の便で行く予定だったのですが、朝11時過ぎに航空会社からの電話で「夜の便がキャンセルになったので、昼の2時の便で行けますか?」と言われておお慌て。大体準備はできていたものの、さすがにあせりましたが、無事に乗れました。でも、「これ以上寒くなったら、着陸できない場合もあるので、その場合は、バンクーバーに戻ります。」なんてアナウンスがあったりして、「まいったなあ。」と言う感じでしたが、氷の霧で真っ白で何も見えない中、無事に着陸。

  マイナス47度なんていうのは初めての体験でした。寒い所に実家のある友人に色々借りていたので、なんとか大丈夫でしたが、さすがに最初の日は、5分も外にいると骨まで冷えるという感じで、夜はなかなか寝付けませんでした。外に出た瞬間は、寒いだろうと予想しているので、めちゃくちゃ寒いとは思わないのですが、あっと言う間に冷えてきます。まつげは息の蒸気で氷ります。マフラーにも氷がつきます。2日目には、日本人の「オーロラツアー」に参加して、夜の11時からタキーニ温泉という所に行きました。屋外の温泉なのです。温泉に入るのに、暖房が入った屋根がついて囲ってある通路を通り、外気に触れずに直接温泉に入れるようになっています。入ってみました。結構暖かくて、温泉に浸かっている身体はいいのですが、外に出ている部分、髪の毛などは凍って白くなります。上がる時も直接通路に行け、充分暖まってから出たので、思ったより寒く感じませんでした。オーロラは、うっすら白い雲のようなものが動いているくらいで、あまりはっきりは見れず残念でした。でも、樹氷は美しかった!

   気温は毎日少しずつ上がって、帰る頃にはマイナス26度までになり、暖かく感じました。バンクーバーに戻って摂氏5度なんていうと、暖かい!着いた途端に汗がでてきたりして。やはり身体は暖かいほうが楽なようです。

   公演は、無事成功して、ホットしました。ホワイトホースのお客様はノリが良くて、楽しく舞台をする事ができました。フェスティバルの芸術監督が、「子供向けと言うと、どうしても音楽とか、幼稚なものが多いのだけれど、アートなものを見せたくて、YAYOIのものはユニークだし、アートだから選んだんだ。」と言ってもらって、嬉しく思いました。

  また、出演者仲間の出会いも楽しく、同じ年に同じ所でのフェスティバルに参加していたことが分かったり、人はどこでつながっているかわからないものだと思いました。

   身体のほうは、まあまあ順調です。前回、再発だったこともあり、ちょっとどこか痛いとか、腫れているとかで、いちいち気になったりします。でも、先日の血液検査の結果はシロで、ほっとしました。医者に「自分なりの健康法を見つけて、自分の健康に自信をもつように。」と言われました。自分の身体を冷静に見つめながら、あまり気にしないというバランス感覚を養わなければいけないと思いました。

  ちょっとのんびりして、次の目標に向かいます。

  では、また!

                                                                                                    弥生

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