その15:
夏復活
 

 夏復活のバンクーバーです。

 
花火大会も終わりました。今年はスウェーデンが優勝しました。日本でもたくさん花火大会をやっているようですね。そこで、日本の花火と比較すると、やっぱり日本のほうが規模が大きいようです。というのは、花火の打ち上げる玉の数。日本ではよく、2万発とか5万発とか言っていますよね。こちらでは、音楽に合わせて約30分ですが、2千から3千5百発。日本も以前参加したことがあるようですが、優勝しなかったということなので、何故なのだろうと思います。予算の関係か、音楽にあわなかったのか。この花火大会は来年も続くようです。

 
カナディアン フットボールを見に行きました。ガンセンターで「弥生は、子供さんいるんでしょう?」というので、「いるわよ。」と言ったら、「フットボールの切符あげるから見に行ってきたら?」というので、「でも、子供は日本にいるのよ。」「なんで?」「もう、大人だから。家庭も持ってるし。」と言ったら、ビックリされてしまいました。まだ12、3才子供がいるのかと思ったそうです。でも、スポーツを見るのは好きだし、夫の甥達もいるので、切符をもらって、夫と甥達と4人で行ってきました。BCライオンズと、オタワの試合でした。カナダのフットボールとアメリカのそれとは多少ルールや広さが違うようです。でも、基本的にはほとんど同じなのだそうです。私はまだまだ初心者なので、だいたいのルールしか分かりませんが、それでも結構楽しみました。甥達は、すごく楽しんでいたようです。ウエーブをしたり、観客席におまけが投げ込まれたり、大きな画面に映ったり

 
バンクーバーのダンサー、キャリン ジェイミソンさんにお面を1面彫って欲しいと頼まれていて、彫る木を探してもらっていたのですが、ようやく手元に届きました。それが、丸太を縦半分に切ったもので、これから製材して、彫れる長さに切らなくてはならなくて、彫るまでに一仕事。日本で使っていた木は、1片1万円する超高級の木でした。節も亀裂もなく、いわば木のトロ。今回貰った木は、亀裂が一杯入っているし、大きな節もあるし。50キロ以上もある大きい木なのだけど、上手く製材しないと、どうなることか。かれは、かなりの挑戦です。でも、すごーく楽しみです。手術をするまでの5、6週間の間に彫り上げてしまわないと、と思っています。


 
アメリカのテレビ番組で、「エクストリーム メイクオーバー」と言う番組があります。人間と家のバージョンがあって、人間は、メイクオーバーをして欲しい一般人を選んで、足の先から頭まで、身体の部分から顔の部分まで整形したりして、望む美形になるのです。男性も女性もです。「一旦太って痩せたために余ってしまった皮膚のたるみを取ってもらう」「鼻が高すぎる」「顎がない」「思いっきり出っ歯」「胸が下がっている」「胸が小さい」「お腹の肉が余っている」など、ありとあらゆる希望に添って、整形するのです。また、家の場合は、「男一人の8人兄妹、上は23歳から下は12歳で、両親が急に立て続けになくなって、家を出ていた上の2人が帰ってきて兄弟で助け合いながら生活するために家を改築して欲しい」と言うものにこたえる、などというものです。
 整形では、本当にあの人だったの?と思うくらいに代わります。そして、本人はリムジンに乗って家族が待つ場所に着きます。家族は涙を流して、「良かった。」と感激するのです。また、改築は、30人以上の人達が7日間で全く家を壊して、造り変えます。もともと、その兄弟には、それぞれの部屋を彼らの好みに従って造り、顔を洗う洗面台は8個、プールあり、ミニゴルフあり。まるで億万長者の家。その間、兄妹はディズニーランドで遊んで待ち、帰ってくる時にはこれまたリムジンで、町中の人が迎えて、兄妹は感激に涙を流す、と言う感じ。整形の技術はすごい!と思いますし、家もすごい家なのですが、「何か違う!」と思います。一方で戦争をし、イラクの多くの一般市民が負傷しても、知らぬ顔、多くの家が破壊しても、戦争だから当たり前。他方、生きていて、五体満足なのに、整形までして自信を取り戻す、家はあるのに、わざわざ破壊して超高級な家を作る。

 話の種に見てみたのですが、後味の悪さが残ります。

 ラジエーションは終わりました。副作用は、リンパ腺にかけたせいで、右腕を伸ばすと痛いのと、ちょっと疲れやすいかな?取りあえず、ほっとしています。

 
ラジエーションの待合室に、1000ピースとか500ピースのパズルが置いてあって、いつも誰かが途中までやってあるのです。最初はまんまり興味がなかったのですが、ある時、あまりにも長く待たされて始めたら、結構はまってしまって、毎日それをするのが楽しみで病院に行っていました。毎回少しずつ進んでいて、次の日に行ったら、違うのになっていたり。それがなくなったので、なんだかさみしいような。

 オリンピックが始まりましたね。開会式の始まりはドラマチックでした。さすがに、ギリシャ劇の国ですね。

  では、また!

                                                                                                    弥生

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